もっともっと保険に対する専門的な知識を身に付けたい!
そんな思いが日に日に強くなっていた2015年7月。
私は四谷学院の通信講座「ファイナンシャルプランナー講座」の門をたたきました。
2016年5月の、「2級FP技能検定」受験をめざし、これから学習を開始します。
そして、このサイトに、そんな独学の足跡を記録しておこうと思います。
FP2級の独学勉強法レビュー(四谷学院の「ファイナンシャルプランナー講座」を利用した場合)
四谷学院を選んだ理由は下記の4点です。
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日本FP協会の認定研修であるため、3級FP技能検定に合格していない場合でも、「AFP認定研修(基本課程)」を修了することで、2級FP技能検定の受検資格が得られる。
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「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」と「AFP」を1つの試験で同時に取得することが可能。
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6ヵ月の標準学習期間内に学習が完了しなくても最長12ヵ月まで各種指導サービスが受けられる。
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4人に3人が合格という高い合格率を誇る、「55段階学習システム」。
「日本FP協会の認定研修」であることが最大の理由でした。
そして、「55段階学習システム」という勉強法で全国平均の1.75倍の合格率、ゆとりを持ちながら、余裕を持った受験スケジュールを組めそうだと思ったからです。
四谷学院「ファイナンシャルプランナー講座」の教材が届きました。
さて、教材が届きました。
開けてみます。
こんな感じです。
学習の手引きのスケジュールの立て方を参考にしながら、グーグルカレンダーに、わたしなりのスケジュールを書き込んでみました。
さて、スケジュールにしたがって、まずはDVDを見ます。
1回分が15分~20分といったところでしょうか?
そして、そのあと該当部分のテキストを読む。
重要だと思うところは、蛍光ペンでマークしました。
学生時代を思い出しますね。
次の日は、パソコンを使った演習トレーニングです。
これは、学習を始めるときにアプリケーションをインストールします。
学習を進めていくと、予定どおり進んでいるかがチェックできます。
初めての添削課題提出
まずは、一つ目の科目「ライフプラン・リタイアメントプラン」の学習が終了しました。
最後に添削課題を提出します。
これはマークシート形式の20問です。
実は、むずかしくって、ほとんど”なんとなく”な解答になってしまいました。
学習の仕方に問題があるのでしょうかね。。。
担任の先生に相談してみることにしました。
マークシートと一緒に、質問書も同封することにしました。
さて、提出です。
一つ目の科目を7月4日にはじめ、添削課題を8月11日に提出しました。
とりあえず一区切りです。
8月18日、1週間で添削課題が戻ってきました。
質問書に対しても、丁寧にA4用紙2枚分お返事をいただきました。
この四谷学院のFP講座は、担任の先生が付くので、これから、問い合わせや質問をしたときには、いつも同じ先生が対応してくれます。
これも、良いですよね。
学習中、疑問点はメールでいつでも問い合わせ
学習を進めていく中で、どうしても自分の力だけでは、理解できない部分がでてきたりします。
そのいうときには、いつでもメールで質問を受け付けてくれます。
実際にメールで問い合わせ、返事をいただいた時のキャプチャです。
ここまで学習してみて、やはりなかなか難しいなぁというのが正直な感想ですね。
でも、私の場合、受験を5月に設定してあるので、時間には余裕があります。
とりあえずは、このペースで学習を進め、全て終わってから、何度も復習して頭に定着させていこうと思います。
「AFP認定研修」修了のための提案書、かなり時間がかかりました。
3級FP技能検定に合格していない場合でも、「AFP認定研修(基本課程)」を修了することで、2級FP技能検定の受検資格が得られる。
これが、四谷学院の通信講座を受講した理由であり、個人的には、この講座の最大の難関が”提案書”の提出でした。
提案書”の主な内容は下記のとおりです。
- プラン作成にあたって
- ご一家のプロフィール
- ご希望・プラン作成の目的
- ライフイベント表
- 現状のキャッシュフロー表
- 現在の年間収支と貯蓄残高の推移
- 現状の問題点
- 問題点に対する解決策
- 解決策導入の効果
- 解決策導入後のキャッシュフロー表
- 対策後の年間収支と貯蓄残高の推移
ただ、安心してください。必要な情報や、提案書のサンプルはきちんと用意されています。
ですから、このサンプルに従い作成していくのですが、とにかく私が大変だったのが、様々な計算です。
私は学生時代、数学がとても苦手だったので、数字を見ると、それだけでちょっぴり拒否反応が出てしまうのです。
でも、今回はそんなことも言っていられないので、とにかく忍耐で、サンプルを参考にしながら計算をしました。
それにしても時間がかかりましたね~^^;
実は、今回の提案書作成にあたり、私は、担当の先生に学習スケジュールの相談をしました。
普通であれば、「不動産運用設計」のあと「相続・事業承継設計」の学習があり、それらすべての課目が終了した時点で、提案書作成に入るのが理想的なはずです。
しかし、2/25が提案書提出の締切日であることを考えると、「相続・事業承継設計」の学習が終了してからでは、提案書作成にかけられる時間がかなり少なくなってしまいます。
これがとても不安でした。
そこで、担当の先生に相談してみたところ、「相続・事業承継設計」の学習を後回しにし、先に提案書作成に入ってください、とのことでした。
ホットしました。
これで、時間に追われることなく、落ち着いて作成ができると思ったからです。
しかし、この考えも少し甘いものでした。
物事って、手をつけてみて、初めて事の重大さ・大変さに気づくってこと、ありますよね。
予想はしていたものの、想像以上に様々な計算に手間取りました^^;
あくまで私の場合ですが、1/18に手を付け始めて、ようやく提出までこぎつけたのが、2/9でした。
ほぼ3週間かかったことになります。
たしかに、毎日毎日たくさん時間を使えたわけではなく、全く手を付けることのできなかった日もありますが、途中、さすがにちょっぴり焦りました^^;
さて、提出ができましたが、評価によっては、再提出ということもあるそうです。
とにかく、提出期限は2/25。
再提出であっても、2/25まで。
さてさて、評価はいかに・・・。
提案書の結果が届きました!
提案書提出から1週間半、やっと結果が届きました。
合格です!^^
あぁ~、よかった。。。
評価もとっても丁寧で、わかりやすいですね。
担任の先生からも、長いお手紙をいただきました。
さて、これで2級FP技能検定の受検資格が得られたことになります。
3月初旬までに、残している「相続・事業承継設計」の学習と、添削課題を提出し、2か月ほどかけて、今まで学習したことを復習し、5月の本試験に挑みたいと思います。
とりあえず、第1関門突破!
頑張ろう!
添削課題進捗状況
課目 | 提出日 | 返却日 |
---|---|---|
ライフプラン・リタイアメントプラン | 8/11 | 8/18 |
金融資産運用設計 | 9/25 | 10/1 |
リスクと保険 | 11/6 | 11/12 |
タックスプランニング | 12/18 | 12/27 |
不動産運用設計 | 1/21 | 1/29 |
相続・事業承継設計 | 3/4 | 3/12 |
提案書 | 2/9 | 2/18 |
2級FP技能検定試験の申し込み完了と最後の添削課題提出
3月11日、5月の行われる2級FP技能検定試験の申し込みを完了しました。
あと2か月、がんばります!
そして、3月4日に提出していた最後の添削課題「相続・事業承継設計」が、3月12日、無事に、返ってきました。
なんとか全ての課題を終了し、2級FP技能検定の受検資格を得るための、提案書も合格。
あとは、おさらいと問題集を解くことに集中していきたいと思います。
過去問題集については、四谷学院の通信講座サイトから日本FP協会のサイトにとんで、ダウンロードすることができます。でも、わたしは、少し外の世界も見てみたいと思いました。
一般書籍として販売されている問題集を2つ購入しました。
【FP2級独学勉強法 】試験2か月前からの学習について
さぁ!問題集を解くぞ~!
と意気込んではみたものの、最初の科目の「ライフプラン・リタイアメントプラン」なんて、勉強していたのは、半年以上前。
突然問題集なんて解けそうにないです^^;
というわけで、ここからしばらくは、問題集を解く前に、6課目のテキストをさらっと読み返すことにしました。
読み返してみると、さすがに、初めて読んだ時に比べれば、案外内容は理解しているようです。
しかし、細かい数字、例えば税率が何%だとか、ある特例の必要要件が何歳から何歳まで可、とか、国債利回りの計算式とか。
忘れてるよ~。。。
しかし、ここであきらめるわけにはいかないので、とにかく一通り、最後までテキストに目を通すことに集中!
普段の仕事を早めに切り上げて、毎日1~2時間をこの時間にあてました。
そして、試験ほぼ1か月前の4月25日。
初めて問題集に取り組み始めました。
まずはこれです。
みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP 2015-2016年
この問題集は、まず科目別に頻出項目の問題集が有り、最後に、本試験問題(私の場合は、2015年1月試験)も1回分(学科・実技)収載されています。
「本試験レベルの問題が解けなければ、合格もない!」と謳っているように、必要最低十分といった内容だと感じました。
基本中の基本が網羅されています。
基礎を固める、試験の出題形式に慣れる、という点で、1冊目の問題集として最適ではないでしょうか?
さて、この一つ目の問題集を解くのに、18日ほどかかりました。
もちろん、本試験問題分も含めてです。
この本試験問題は、しっかり時間を計測し、試験本番を意識して臨みました。
まずは、「学科」120分。
これはなかなか忍耐ですね~。
日本語を理解するのにかなり消耗します^^;
保険会社や証券会社にお勤めされているような方なら、聞き慣れているキーワードばかりで、そんなに苦にならないのかもしれませんが、普段全く別のジャンルの仕事をしている私の場合、まずは選択肢となっている4つの文章を理解する時点で、かなり時間を要してしまいます。
問題を解く以前の問題です(笑)
そんなこんなで、60問解くのに、制限時間まるまる2時間をぎりぎりまで使いました。
そして、答え合わせ、39点。
合格基準が36点以上ですから、なんとかセーフ。
しかし、正解した問題も、自信を持って答えをだしたわけではなく、自分自身、自信を持って正解した問題は数えるほど。。。
まだまだこれからっ!
そして、「実技」90分。
こちらの方が、質問自体は理解しやすいのですが、とにかく、計算問題が多い。
私の場合は、様々な計算公式がまだ知識として未定着なため、結構ボロボロな結果となりました^^;
全体の半分も正解していないと思います。
(実技の配点は未公開なため、はっきりとした点数はわかりません)
そして、もうひとつの問題が時間です。
学科の60問に比べて40問だから、制限時間90分も納得だと思っていたのですが、いざと解いてみると、こちらも90分ぎりぎりになりました。
ぎりぎりというよりは、1,2分オーバーしていたかもしれません。
んん、、、まだまだこれからっ!
そして、次はこちらの問題集。
2016年5月試験をあてる TAC直前予想 FP技能士2級・AFP
「学科」問題が3回分と、「実技」問題1回分が収録されています。
そして、この問題集、とても、とても難しいです^^;
後から、アマゾンのレビューをのぞいてみたのですが、こんな感じの感想が多かったです。
この問題集は難易度が高めに設定されている。
問題のレベルは過去問よりもいくぶん難しめ。
この予想問題の得点で一喜一憂する必要はない。
私の得点はというと、
「学科1回目」34点、「学科2回目」32点、「学科3回目」28点。
実技も同じような感じで半分くらいでしょうか?
やればやるほど点数が下がっていくという、なんともモチベーションの下がる状況。。。
それも、すでに試験まで後3日^^;
でも、ここであきらめるわけにはいきません。
この問題集は難しいんです!
翌日、気持ちを切り替え、前回の試験の過去問をダウンロードしてチャレンジしてみることにしました。
すると、「学科」は41点獲得。
まぁ合格ラインぎりぎりではありますが、昨日のことを考えると、少しモチベーションが復活。
でも、「実技」はちょっと怪しいレベルです。。。
試験日の前日は土曜日ですから。丸1日、模試三昧にすることを決意。
まずは、1つ目の問題集に収録されていた本試験問題を、再度解いてみることにしました。
すると、「学科」で52点獲得。
成長してる!と自分に言い聞かせます。
「実技」に関しては採点はできないのですが、感覚で7割弱というところでしょうか?
次に、ダウンロードした前回の試験の過去問を学科だけ。
こちらは53点。成長してる!
そして、最後に役立ったのが、2つ目の問題集、「2016年5月試験をあてる TAC直前予想」に収録されていた、計算ドリルです。
レビューで同じような感想を持たれた方もいらっしゃいましたが、この計算ドリルがよくできているのです。
相続や不動産、医療費、6つの係数等々、必要最低限の計算問題が収録されています。
この計算ドリルを満点解答できるようにしておくだけでも、自信がつきますし、必ず役に立ちますのでお勧めです。
というわけで明日、試験に臨みます!
最後はメンタルです。
【FP2級独学勉強法 】いざ!2級FP技能検定の会場へ
前日には、持ち物をきちんとチェックしてかばんに詰め込みました。
試験会場で机の上に出して良いものはこのぐらい。
これが最低限必要なもの。
電卓は、関数機能が付いているような高度なものは使用不可です。
私の場合は、会場に行ってNGだと言われるのは困るので、念のため、四谷学院の担当の先生に、
メールで質問し、持ち込む電卓を決定しました。
この電卓です。
そして、念のため、同じような電卓を予備で詰め込みました。
それと、忘れてはいけないのが昼食です。
初めて行く会場だったので、近くで昼食がとれるのかどうか、まったくわかりません。
グーグルマップで調べれば、いくつかのカフェはあるようですが、午後のテストまで1時間ちょっとしか休憩できませんから、いちばん安全な方法として、昼食は持参にすることにしました。
おなかもあまりいっぱいにしたくないし、買い置きしておいても安全なものを選びました。
カロリーメイトのたぐいです。
それでも、折角のお昼ごはんですから、一番美味しそうで、食べるのが楽しみになるものをチョイスしました^^
そして、飲み物。
最後に、ひとつだけテキストを持っていくことにしました。
こちらです。
これは、「2016年5月試験をあてる TAC直前予想」に別冊で付いています。
そして、メモができるページがあるので、ここに、自分が忘れやすい項目の数字や公式を書き込みました。
会場へは、試験開始30分前には到着しました。
20分前には自分の席に座ることができるので、それまでにトイレは済ませておきます。
そして、いざ試験開始!
2時間いっぱい全部使って、見直しも一通りできました。
3問ほど、見直し時に間違いに気づいて答えを変更しました。
やはり、見直しは大事ですね。
そして、お昼休憩は、テストで使った教室を開放していただけました。
教室に残ってお昼ごはんを食べていた方は、4人ほどでしたので、静かでよかったです。
みなさん、テキストをチェックしながらのお昼ごはんです。
そして、午後、実技の試験。
さぁ、この試験が終われば、昨日までのようなストレスからは解放されます。
実は、昨晩は、なかなか寝付けず、3時間ほどの睡眠時間になってしまいました^^;
目を閉じると、次から次へと問題が浮かんでくるので、その答えを導きだし、正解だと確信できるまで、眠りにつくことができなかったのです。
今日はぐっすり眠れるぞ~
よし、あと1時間半がんばろう!
試験開始から1時間経つと、問題を解き終わった人は会場を出ることができます。
私の場合は、1時間経っても、まだあと1/3が白紙。
しかし、もう出ていく方がいるんですよね~
一瞬びっくりしましたが、気にしない、気にしない。
制限時間ぎりぎりになることは模試で経験済みです。
慌てず、きちんと、1問づつ解いていきます。
そして、1時間半が経ち、全て終了。
終わりました~。
思いのほか会場が熱く、半そででジャケットという服装で大正解でした。
試験中は、半そでになって臨みました。
試験を受けた方の中には、長袖の方もいて、とても熱そうでした。
暑さ寒さに気を取られぬよう、今後試験を受ける予定の方は、調整のできる服装をされていくことをおすすめします。
そして、試験当日の夕方、「模範解答」が発表されました。
深呼吸をして、答え合わせを始めます。
ドキドキです。
結果、学科は46点。
こちらは、クリアできた可能性が高いです!
そして、実技。こちらは配点が公表されないんですよね。
でも、感覚として6割以上は取れているのではないかと希望的観測^^
本当の結果は、6月29日に判明します。
【FP2級独学勉強法 】ついに、FP2級の合格発表
この日がやってまいりました。
学科はある程度自信があるのですが、問題は実技です。
そして、結果は、、、
完全合格!
あ~終わった~~
アドバイスをいただいた四谷学院の先生、ありがとうございました^^
そして、これから「AFP」の登録を行おうと思います。
せっかく取得した2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を、意味のないお飾りにしないためにも、今後も引き続き知識をブラッシュアップし続けて、生きた資格として維持していきたいと思います。
この2級FP技能検定を受けるにあたり、とても心強かったサイトとメルマガがあります。
こちらのサイトで、左上のバナーからメルマガ登録ができます。
独学でチャレンジするものにとっては、とてもありがたい情報を、定期的に届けてくれます。
私自身も、とても勇気づけられました。
ぜひ^^
それでは、長い文章を読んでいただき、ありがとうございました^^
これから独学でファイナンシャルプランナーを目指す方にとって、すこしでもお役に立てれば幸いです。
GOOD LUCK!
【FP2級独学勉強法 】AFPの認定証が届きました!
AFP認定証
AFPライセンスカード
AFPバッジ
身が引き締まりますね。